
肌の露出が増える夏シーズンを前に、見た目の印象を良くする目的で医療脱毛を利用する人も少なくありません。
医療脱毛の支払い方法はいくつかの選択肢が用意されていますが、中でも利用者が増えているのが都度払い契約です。
今回は、横浜で医療脱毛を受ける時に都度払いを選択するメリットやデメリット、クリニックの選び方について解説していきます。
都度払いを利用するメリット

数ある支払い方法の中で、都度払いを選択するメリットの一つが通いやすさです。横浜のクリニックで採用している所も多いチケットの購入による回数契約の場合、決められた期間内に通わなくてはいけません。チケットは予め購入から数ヵ月、半年といった期限が設けられていて、過ぎてしまうと無効になります。
前払いで購入しているので使い切れなくてもペナルティはありませんが、利用者都合という判断になるので、原則返金対応はしてもらえません。仕事やプライベートで時間が確保できずにチケットを無駄にする失敗例は多くあります。
都度払いは文字通り、サービスを利用する度に費用を支払う契約です。期限が無いので自分のスケジュールを優先して通うことができます。利用する間隔が大幅に空いてしまった場合でも、クリニックから催促の連絡が来るようなことはありません。
脱毛によって得られる効果は人によって個人差があります。毛の1本が細く少量の人であれば、通常より少ない回数で満足の行く結果を得らるケースも珍しくありません。通院するペース、終了の判断を自分で決められる点は、都度払いならではの魅力と言えます。
ローンを組めない人でもサービスが受けられる
施術を受ける場所や通院回数で異なりますが、医療脱毛にはトータルで数十万円近い費用がかかるケースも少なくありません。最初に費用を一括で支払うのが困難な場合には、毎月少額の返済をしていく分割ローンを組むことになります。
車や家の購入と同じで、ローンを利用するには金融機関が定める審査に合格しなくてはいけません。ローンの審査は仕事の雇用期間や年収、他社での借入状況などから総合的に判断されます。未成年はもちろん、社会人であっても収入が少ないなどの理由で審査が通らないケースもは珍しくありません。
医療脱毛を受けたいのに、ローンが組めずに泣く泣く諦めざるを得なかったという事例もあります。都度払い制は、通院する度に清算するシステムなのでローンを組む必要がありません。フリーターを始めとした収入が安定しない人であっても問題なく利用できます。
利用におけるデメリット
メリットの多い都度払い制にも、デメリットになる点はあります。特に注意しなくてはいけないのが、通院回数によって起こり得る出費の負担増です。医療脱毛の施術は、1回につき90分から120分と予め時間が決められています。
例え満足の行く結果が得られなくても、追加料金を払っての延長はできません。
毛の一本一本が太い、広範囲に渡って生えているという人は、必然的に通院する回数が増えることになります。利用回数が決められているチケット制の場合、まとめ購入による割引が適用されやすいのが特徴です。一方、都度払いは1回ごとの清算なので割引が適用されることは殆どありません。
通院回数が同じだと、都度払いの方がトータルの出費が高くなることもあります。施術を受ける前に担当医が行うカウンセリングでおおよその通院回数を聞いて、自分がいくら支払うことになるか把握しておかなくてはいけません。
対応しているクリニックが限られている
医療脱毛の支払いはローンによる分割、チケット購入が基本です。都度払いは利用者の負担を減らす、通いやすくするといった目的で導入された新しいサービスになります。こうした理由から、都度払いに対応していないクリニックも多いのが実情です。
利用の増加に伴って導入するクリニックが増えると考えられていますが、横浜エリアでも対応している所が限定されているのは否めません。
利用の選択肢が少ない点はデメリットと言えます。
横浜でのクリニック選び
横浜で都度払い制に対応しているクリニックを探す上で、重要となるのが立地です。駅から徒歩数分の好立地の所もあれば、別の公共交通機関や自家用車を使わなければ困難な場所にあるクリニックも存在します。
好立地のクリニックは維持費などの問題から、同じ施術内容でも費用が高くなりがちです。逆に駅から離れた場所にあるクリニックは1回の費用が安いケースも多く、トータルの費用を抑えやすくなります。医療脱毛は効果が表れるまでに最低でも5回前後、全身の施術を受けるとなれば2年弱の期間に20回近く通わなければいけません。
利用する度に清算をする都度払いは期限や通う頻度が決められていないので、不便な場所にあるクリニックを選ぶと足が遠のく可能性が高くなります。費用を抑えることも重要ですが、満足の行く結果が得られなければ意味がありません。
気持ちを萎えさせずに、最後まで通い続けられることも、クリニック選びの大事な判断材料になります。
レーザーの種類を確認する
脱毛の施術で使用するレーザーはいくつかの種類に分けられます。横浜のクリニックで導入されているレーザーは、主にアレキサンドライト、ダイオード、ヤグの3つです。ムダ毛を処理するという目的は同じでも、レーザーごとに得られる結果も違えば施術中に感じる痛みも異なります。
短期間で高い効果が期待できるレーザーは刺激が強め、波長が短いレーザーはメラニン色素に反応しやすいなど、特徴は様々です。日焼けの有無に関わらず皮膚が元々黒い、刺激に敏感に反応して術後に肌が荒れやすいといった体質に合わせて選ぶ必要があります。
金額や通いやすさなどの条件をクリアーしていても、希望するレーザーを扱っていなければ利用できません。ホームページなどで事前に調べておくことが大切です。
カウンセリングにかける時間の長さ
医療脱毛は事前のカウンセリングを通して、患者から情報を仕入れた上で施術方法を決めていきます。事前のカウンセリングにどの程度の時間を割いてくれるかも、クリニック選びの大事なポイントです。
トラブルを避けるために必要なサービスの理解
1回ごとに料金を精算する都度課金契約は、現金を始めとした支払い方法の選択肢、金額の上限などクリニックごとに条件が違うケースもあります。中には自分が準備していた清算方法が使えずに、支払いの段階でトラブルになる事例も少なくありません。
予めサービスの仕組みを理解して複数の支払い方法を用意することが、トラブルの回避に繋がります。